クリスマスに今年を振り返って [その他]

欧州では年末はクリスマス休暇でおおむね休み。
その分、年始は三が日と言うようなものはなく、2日から通常業務に入る。

と、いうわけで23日で今年の業務を終了。

年末は今年全体を象徴するように、ものすごく忙しかったが非常に充実した日々だった。
23日は珍しく9時半頃までオフィスにいて、来年のTarget顧客ごとのPlanを立てており、帰る頃にはオフィスは誰もおらず、オフィス敷地に入るスライド式のフェンスまで閉まっていて、一瞬駐車場の車を出せないかと焦った。
(裏口から出ることが出来たので、助かった)

今年、よかったのは、目標以上の結果もさることながら、その結果が綿密なプロセスの上でのものだったことだろう。
「勝ちに偶然はあるが、負けには必ず理由がある」とイチロー選手も言っていた様に、結果には偶然の産物も確かにある。

今までも、それなりに結果は出してきたつもりだが、それは今思うと、ラッキーであったり、一生懸命頑張ったおかげであったり、後で振り返ってきちんとした理由があったり、と言ったものであった。
ただ、結果が出ていたのと、振り返って理由があった(結果が出る、と言うことは往々にしてやるべきことをやってたということが多い)為、特に絶対的修正を迫られていなかった。

そんな中、2010年末に会社を変わったのをきっかけに、2011年は、1つ上、過去の成功にこだわるのではなく、新しいやり方でやってみようと思った。
何よりも会社や上司がそれを全面的にサポートしてくれたことが大きいのだが、今年はプロセスにこだわった。
前半に1つ大きな結果が出せて、ことしの目標ラインを早々にクリア出来たのもその後、安心してプロセスに徹底的にこだわることが出来た理由の1つであるが、最終的には10月以降名前に「飛ぶ鳥を落とす勢いの」と枕詞をつけてもらえるほどの「結果」ラッシュが続いた。

そのプロセスの過程で徹底的にダメ出しをくらったことをあるなど、正直、中盤少し苦しい時期もあったが、
今こうして振り返るに、非常に満足のいく1年であったと思う。
そして、うれしいのは最終日に2012年に向けての計画をきちんと立てれたことだ。
2011年すべてのことに感謝しつつ、これをスタートラインとして2012年がさらに飛躍の年になることを期待している。

メリークリスマス
Winter.jpg
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Christmas in Wien [旅]

欧州の冬は寒い。
今年は以上に暖かかったが、本日とうとう初雪。
いきなり大雪だけど。

その冬の唯一の楽しみはクリスマス・マルクト。
有名どころでは、世界一の規模と言われるスツットガルト、世界一有名な(?)ニュールンベルグ、世界一古いドレスデンの3か所。

実は毎年友人とそれぞれ訪れて、今年は4回目。
もう、メジャーどころは廻ったぞ?
と、いうことでドイツを出て、ウィーンにしてみた。

Wien.jpg

クリスマス・マルクトはもはやたいした感動なし
だが、冬のウィーンは初めてだったので、街の美しさには感動。
博物館ではかの有名なオーストリア皇帝夫人シシー(エリザベート)に関する展示品や説明。
あと、カフェ巡りもついでに慣行。
シシーが通った店や、ザッハトルテ発祥の店など。
このカフェ文化はドイツにはない。

宮廷に掲げられている絵画には6歳のモーツアルトも。
さすが、音楽の街、ウィーン。

それにしても皇帝。
シシーを本当に愛していて、彼女のために多くの装飾品や絵画なども手に入れ、
仕事は朝4時から過労で亡くなるまで、毎日こなし、
なのにシシーはほとんどウィーンにおらず旅に出ていた上、後に「結婚とは地獄のようなもの」と言う詩を残され、
にも関わらず、後世ではシシー人気で「その夫」と言う称号でしか呼ばれない。
踏んだり蹴ったりに思えるのだが、彼は幸せだったのだろうか。。。
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3 Dogs [日常]

Dogs.jpg

先日、出張先のデパートで3匹の犬が展示(?)されていたので、おもわず
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映画 in 飛行機 [映画]

海外に住んでいるとこちらで映画を観る機会がない。
たまに日本映画も上映していたりするが、ここドイツはほとんど「吹き替え」なのである。

余談だが、欧州内でほとんどの人が英語を母国語の様に話す国とドイツのように結構話せない人が多い国の差は、吹き替えか字幕かである、というのが欧州に4年住んでの持論である。
英語を自由に話す国は映画に限らず、例えTVであろうと、それが日本のものであろうと、必ずそのオリジナル言語に字幕なのである。
必然的に映画やドキュメンタリーなど、アメリカのものが多く、皆、小さい頃から英語を耳で聞いているのだ。
なので、それだけ話せながら書くのはちょっと苦手と言う人も結構多いのだ。

さて、本題に戻るが、そういったわけで映画はほとんど観ないのかというと、実はそうでもないのだ。
と、いうのも(特に欧州の場合)13~15時間ものフライト時間の一番の楽しみは映画だったりするのだ。
しかも日系航空会社の充実度たるやすばらしいのである。
ほんの数か月前上映が終わったものは当たり前、たまに現在上映中のものまで公開されているのだ。
片道だけではとても観きれず、帰りの便のことまで考えたりする始末である。

と、いうわけで、
実は来週から日本出張なのだが、今回日系航空会社で安く取ることが出来たので、
今からちょっと楽しみなわけである。
先日、日本から戻ってきた人に聞いたところ、浅田次郎氏の「日輪の遺産」を映っているらしいので、それは確実に観ようと思う。
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ゆずり合い [日常]

ドイツはゆずり合いの社会である。

デパートなどのドアのこちらとあちらでかちあったらまずお互いに「お先にどうぞ」ってするし、
階段やエレベーターなどでも先を争ってというようなことはまずない。

車においても、合流車線からの車にほぼ譲るし(トラック以外)、
車線変更の際も「入れてあげない」という感じの意地悪な人はほとんど見かけない。
危険運転でない限りクラクションを鳴らすこともない。
一方で周りがどういったスピードであれ絶対に“最高速度マイナス〇〇キロ”みたいなペースをかたくなに守る人もいて「ドイツ人だなぁ」と思ったりするのだが(笑)

そして、歩行者は絶対優先だ。
金髪の(当たり前か 笑)ちょっと悪そうな兄ちゃんさえちゃんと譲る。
ただ、「どうぞ」って手の振り方が横柄なだけだ。

もちろん日本人である自分もゆずるようにしている。

そんな中、今日、自宅アパートの敷地に入る時、歩道を歩いてる人がいた。
まぁ、そのまま行ける距離だったし、行っても別にぎりぎりというわけではなかったのだが、
少し待てばいいだけなのでゆずって停まった。
ところが、向こうも気を使って、少し足が悪いようなのに、その足をひきずってちょっと急いで歩き出した。
逆効果だ。
「なんだかかえって悪いことをしたなぁ」
と言う気分になってしまった。

こういうのって難しいと思った1日の〆だった。

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2つのパリ [旅]

週末、パリで過ごした。

いつも思うけど、パリはモノクロがよく似合う。

Cafe in Paris.jpg

パリには2つの顔があると思う。

1つは華やかで、美食の街、名だたるブランドの街。
「花の都」

もう1つはどこかあきらめの空気が漂う、退廃の街。

前者のパリは、食事も高いところに行かないとうまくないし、街は人が多くて、ごみごみしてるし、
正直あまり好きではない。
フランスの田舎の方がよっぽど良い。

一方で、後者のパリは、もう魅力的と言うか魅惑的なのである。
ただ、どっぷり浸かると危ない。

次はどちらのどんな顔を見せてくれるか。
楽しみな街ではある。
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チャレンジ [スポーツ]

今日、生まれて初めてマラソン大会なるものに参加してきた。
距離は10kms。

よくよく考えてみると10kmsなど、小学生以来ではないだろうか?
中学生以降は体育の長距離でもダチとしゃべりながらちんたら最後尾走って、最後だけラストスパートかけたりして、マジメにやったことなかったなぁ、
とか、
大学の時は女子の方が多くて、これまた最後尾をダチと女の子のヒップみながら走ってたなぁ、
とか、
そんなことを考えながら参加してみた。

ドイツはやっぱり緑が多いので走っていて気持ちがいい。

ドイツ人の女の人のケツはでかいなぁ、とか思って「いかんいかんこれでは学生の時と同じだ」などと反省しながらも結構楽しく完走。

実はこの大会、結構本格的で、自己申請タイムによってスタート時間も違うし、靴にチップをつけて正確な時間や、2kms毎のラップなども後でネット経由で見れたりする。

で、結果を見てみたら最後の2kmsだけやはりかなりのスピードでラストスパートかけてた。

ん?これって中学生の時と結局一緒か?
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ノルウェイの森 [映画]

昨日、映画「ノルウェイの森」をビデオで観た。

上映中見に行きたかったのだが帰国と微妙にずれて観に行けなかった。

正直、村上春樹の世界は映像では難しいだろうから「やっぱり、ムリだよな」と言う感想になるかと思っていたが
なかなか忠実にあの世界を再現しているな、と思った。

つまりストーリーがあるのかないのか ?? って部分も結構ある。
その分、この映画を一緒に観る人は限られてくるかもしれない。
好きでないとかなり退屈かも?

松山ケンイチは何を演らせてもきちんとはまるなぁと思う。
ただ、菊池凛子が「直子」ってのはちょっと繊細さがないと言うか強すぎるかなぁ・・・

毎回思うのだが、村上春樹は何故これほど世界中から受け入れられるのだろう?
個人的に「羊をめぐる冒険」の頃から彼の作品は好きだし、たいてい読んでいる。
それでも、世界で賞賛・ノーベル賞候補と言うのは正直ピンとこない。
いつも、何がそうさせるのか、をつかもうと思うのだが、いまだに見えない。
この映画でも何かわかるかな、と思ったのだが、やはり「これだっ!」と言うものはつかめなかった。

ちなみに周りのドイツ人に聞いてみたが「村上春樹」を知ってる人がいなかった。
まぁ、ドイツ人には受けないだろうなぁとは思うけど。


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おバカな大学生 [日常]

最近、前の日記に書いたように、いろいろ壁とか考えたり、
物事がうまくいかなかったり、
なんか楽しくないなぁって思ってた。

そのな時、前に録ってた「バカデミー大賞」ってやつを見た。
世界中のおバカな奴らがおバカなことしてて、なにも考えずに笑える。

その中で、琉球大生が衣装も自分たちで作り、女装して、2か月も練習を重ね、AKBのビデオクリップのまねを(かなり完璧に)やってるものがあった。
2か月もかけて、勉強もせずに、なにをバカなことを・・・と言う映像なのだが、
すごく楽しそうで、自分たちの頃を思い出した。

今は紛失して行方不明なのだが、卒業の時、俺らも映画みたいなのを撮った。
その中で、自分を含め男3人、下宿の部屋で語るシーンがあったのだが、
1人のあほダチが投げやりなセリフを吐いた後、本来ギターをならすところを何を思ったかウクレレを弾き出した。
そのちょっと間抜けな音に、もう1人のダチと自分は完全に嵌ってしまい、もう笑いの地獄から抜け出せなくなった。
テイク30くらいを過ぎた頃から監督をやってた奴がマジで怒り始めたのだが、どうすることも出来ない。
それでもなんとか必死に笑いをこらえてセリフを進めてた時に、TVから正露丸のラッパの音が・・・
あまりにも絶妙なタイミングで、あれはもう笑い死ぬんじゃないかと思った。

そんなことを思い出して、すごく懐かしくなった。
すぐにその時一緒に笑いが止まらなくなったダチにメールしたけど。

琉球大の奴らも、女装しながらちょっと喧嘩したりしたんだろうな。
でもきっとみんな一生忘れないだろうな。

なんだか少しうらやましい気もした。

そして思った。

いろいろあるけどくよくよしてなんかいないで、そんなこと笑い飛ばして、
力づくで前に進まなきゃね。
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自分に足りないもの [その他]

先日のアジア出張の際、プーケットを始め、何度かライブバーで1人酒を傾けながらいろいろ考える時間があった。

こういうとき、周りに1人も日本人がいないのはいい。

人の目を気にしなくてもいいから。

もちろん少しさみしくはあるが。



自分に足りないもの



まずは何よりもバカになりきること

仕事でも遊びでも結構頭で考えてしまう。

もちろん本来の意味の「仕事」では考えて正しいのだが、この場合の「仕事」は飲みなどの付き合いや会食も含めてのことだ。

立場上、仕事の延長で飲む際、日本人とより、外国人のほうが多い。

その際、特に欧米人は「楽しむ」と言うことに関しては非常にうまい。

つまりリラックス出来るのだ。

このリラックスと言う部分が個人的にはとても難しい。

常にどこか構えているのである。



プライベートではさらに如実だ。

以前はいつもつるんでいるダチから「よくそれだけ話の引き出しがあるね」と言われた。

確かに何も考えずに、いくらでも笑わせられたし(関西人にとってはこれが何よりも大事だったりする)、「何を話そう」などと考えたことなんかなかった。

それが今は結構考えてしまうのだ。

しかも「ここで突っ込んだら失礼かな」とか考えてしまうのでやっかいだ。

関西の方は特にわかると思うが、笑いを取るときなどその一瞬の間が命取りなのである。

当然話しにノリや勢いがない。

周りはどう思っているかわからないが、自分で自分が面白くないのだ。

最低なことに女性と2人だけだと問題がないのだけれど。。。



次に仕事上、1つ上の段階に行くのに壁を感じている。

例えば、今はかなりハイレベルな人たちと話をすることが多いのだが、会社の先輩いわく、”結構真面目な顔をしている”そうだ。

それは多分自分の中でそういったレベルに対する接し方が確立されていないからではないかと思う。

以前に言われたことがあるが、思考が日本人的なのだ。

つまり結論が先に来ておらず、起承転結型になっているのだと思う。

まぁ、これは指摘をされたこともあり、自分でもわかっているから後は気をつけて直せばいいだけなのではあるが。

あり難い事に常に「もっと上に行く人間だから」と言ってもらえるが、にもかかわらず ”頭打ち”になっているのはそのあたりだろう。

もしかしたらこのレベルで終わるか、さらに上に飛び越えるか、結構境目かもしれない。



後、これは本当にまずいなと思うのは「血の気が多い」のだ。

特に仕事では、どうしてもアホに接することが多い。

特に立場がある程度上のアホはやっかいだ。

と、いうのも彼らは面子をつぶされるのを極端に嫌う。

本来の目的を考えれば仕事が取れればいいことなので、相手をねじ伏せることなど何も意味がないことなのであるが、
こちらの邪魔になったり、逃げたり、間違ったことを押し付けてきたりすると、正面から受けてしまってることがある。

最近は反省してうまく扱うようにしているが、最後に「そっちが間違ってること気づいてね」的なソフトな攻撃をしてしまうことがまだあるのが大人げない。

これなどは本来の目的からずれて目の前しか見れていないという事に他ならない。



そんなことを考えながら飲んでいたら何度かかなりブルーになった。

南国なのに・・・

まぁ、こうやって暑い空気の中、ゆっくり物事を考える時間があるのはいいことだと思う。
やはりたまには休養が必要だ。


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