ゆずり合い [日常]

ドイツはゆずり合いの社会である。

デパートなどのドアのこちらとあちらでかちあったらまずお互いに「お先にどうぞ」ってするし、
階段やエレベーターなどでも先を争ってというようなことはまずない。

車においても、合流車線からの車にほぼ譲るし(トラック以外)、
車線変更の際も「入れてあげない」という感じの意地悪な人はほとんど見かけない。
危険運転でない限りクラクションを鳴らすこともない。
一方で周りがどういったスピードであれ絶対に“最高速度マイナス〇〇キロ”みたいなペースをかたくなに守る人もいて「ドイツ人だなぁ」と思ったりするのだが(笑)

そして、歩行者は絶対優先だ。
金髪の(当たり前か 笑)ちょっと悪そうな兄ちゃんさえちゃんと譲る。
ただ、「どうぞ」って手の振り方が横柄なだけだ。

もちろん日本人である自分もゆずるようにしている。

そんな中、今日、自宅アパートの敷地に入る時、歩道を歩いてる人がいた。
まぁ、そのまま行ける距離だったし、行っても別にぎりぎりというわけではなかったのだが、
少し待てばいいだけなのでゆずって停まった。
ところが、向こうも気を使って、少し足が悪いようなのに、その足をひきずってちょっと急いで歩き出した。
逆効果だ。
「なんだかかえって悪いことをしたなぁ」
と言う気分になってしまった。

こういうのって難しいと思った1日の〆だった。

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