マダム・バタフライ [芸術・美術]

週末、オペラ「マダム・バタフライ」を観た。

今年は歌舞伎デビューにオペラデビュー、着実に「ホンモノに触れる」ことが出来ていると思う。

「マダム・バタフライ」は戦後日本・長崎が舞台。蝶々婦人の話。
「椿姫」「カルメン」と合わせて世界三大オペラとする説もあるのだそうだ。

なんでもこのオペラは有名な話なので当然のごとく何度も演じられて来ているが、蝶々役の歌手にとってはほぼ出ずっぱり・歌のパートも長く多く、さらに中低音域に重点を置いた歌唱が求められる為「ソプラノ殺しの作品」とも言われているそう。

確かに、この役は大変そうだと思った。

もちろんカーテンコールでは「ブラボー」の嵐。

残念だったのはオペラそのものはイタリア語、舞台前に電光掲示板で出る翻訳はドイツ語、なので言葉がさっぱりわからなかった。
ストーリーは事前に調べてたので、だいたいわかったが、やはり言葉がわかればもっと面白かっただろう。

それと、これほど有名で世界中で上演されているものにもかかわらず、日本人の設定がやはり「外国人から見た日本人」で、衣装も女性がはかまみたいなの(日本では見たことない様なものなので、「みたいなの」としか表現出来ない)を着てるわ、坊主?神主?は中国風だわ、だったのでもう少しディテールにこだわって欲しかった。

何故かお辞儀と土下座だけは完璧だった。

舞台は障子風の半透明な幕が前面にあり、場面によってはその幕を下ろしたまま幕越しに観るようになっており、ろうそくの灯での生活などがうまく表現されていて、美しかった。

次回はぜひ英語か日本語で観たいものだ。


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