阿修羅の瞳 [映画]

今日大きなビジネス成立してちょっと興奮してたので映画を観る事にした。
「阿修羅の瞳」
まず何よりも映像の美しさに驚いた。個人的に映画に一番求めるものが映像の美しさ。
あまり特撮ものやCGを使ったものは好きではないのだが、そういう話のわりにCGを使いすぎておらず、生身の人間で出来る部分は人間で撮影していたので興ざめすることなく観れた。
多分特撮ものファンには物足りないかもしれないが。
ヒロイン演じる宮沢りえも妖艶なほど美しく、これほど色気あったっけ?と驚いた。
そして何よりも主演の市川染五郎。 殺陣のシーンの動きの美しさは他の俳優とはやはり全然違うものだと言うことを実感。 指先の1本1本にまで神経が行き届いている感じ。 あれはやはり幼い頃より歌舞伎の稽古で培ったもので一般俳優には叶わないと思う。
また、彼のセリフもあえて歌舞伎調で、この時代劇の背景と合っていて、ほんとうにうまい撮り方だと感心した。
その他、劇中劇のように出てくる歌舞伎のシーンや舞台、さりげなくひねったセリフ、奇をてらいすぎずそれでいてすごく新鮮な画の撮り方、本当にセンスがあってうまい。
機会があったらこういう映画好きでない人も一度見てください。

それにしてもやはり一生をかけて身に着けた芸や立ち居ふるまいはやはり本物ですごい。
そういう揺るがないものを身に着けたいものだ。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。